和室ではベッドを使うよりも布団の方が適しています。やはり日本に古来からある物なので、部屋の雰囲気に合うからということもありますが、畳の部屋でベッドを入れると、脚の部分の重みでへこんで畳に痕が付いてしまいます。いったんへこむとなかなか取れないために使わない方が良さそうです。また、押し入れや床の間が多い部屋が多く、ベッドを置くと幅や長さをとるので、部屋が狭くなり使い勝手が悪くなります。和室で使うメリットは、ベッドとは反対に幅を大きく取ることがありませんし、使わない時には押し入れなどに収納しておけます。
現代の住宅ではフローリングの洋室が一般的になってきました。しかし、昭和レトロやレトロモダンなど、和風のテイストのアイテムも再び注目を集めています。地味な印象がある和室ですが、デザイン性の高い家具に変えるだけで、おしゃれな雰囲気の部屋にすることができます。照明に関しては和風の素材を使いながら、現代のテイストを上手くミックスさせたアンティーク調のデザインのものが販売されています。和室用の照明は障子や畳に馴染む、和紙や天然木などの自然素材を使用したやさしい風合いのデザインが一般的です。
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