和室ではベッドを使うよりも布団の方が適しています。やはり日本に古来からある物なので、部屋の雰囲気に合うからということもありますが、畳の部屋でベッドを入れると、脚の部分の重みでへこんで畳に痕が付いてしまいます。
いったんへこむとなかなか取れないために使わない方が良さそうです。また、押し入れや床の間が多い部屋が多く、ベッドを置くと幅や長さをとるので、部屋が狭くなり使い勝手が悪くなります。和室で使うメリットは、ベッドとは反対に幅を大きく取ることがありませんし、使わない時には押し入れなどに収納しておけます。
昼間はそのまま部屋全体を使えます。収納する時は折り畳んで置けるので、小さくなります。来客が宿泊した時でも、すぐに出し入れして使うことができます。和室は洋室のように板張りやクロスを貼ってある訳ではありません。
保温性があるので、そのまま畳の上に布団を敷くこともできます。寒い時期や暑い時期にそのまま直に敷いても、下に敷きパッドやマットレスなどを用意することなく快適に過ごせるでしょう。孫や親族などの小さな子供が遊びに来ても、段差が少ないので、ぶつかったり寝具から落下したりして怪我をする心配もありません。
1つだけ注意するとすれば、しまいっぱなしにして置いて湿気てカビが生えたり、嫌な臭いや汚れが付いたりすることです。定期的に天日干しをするか乾燥機などを活用して乾かして脱臭するように心がけましょう。汚れは布団カバーを掛けて、時々洗い替えするのがおすすめです。
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